相続リスクを顕在化させる

相続税対策の最大のリスクは何だろう?

 

所有しているアパートの賃料が下がる。

もっている上場株式の株価が下がる。

財産が目減りする。

 

リスクとは“危険“を意味することではありません。

だから、賃料が下がることでも、財産が減っていくことでもありません。

 

リスクとは“不確定“であるということです。

 

つまり、相続の最大のリスクとは何も決めないこと。

誰にどんな財産をどのように承継してほしいか生前に決めておかないことです。

 

よく相続対策の基本は3つあるといわれています。

一つ目は争わない対策。

二つ目は納税資金の確保。

三つ目は相続税の節税対策。

 

その対策の前に、相続対策の根本は“決める”こと。

相続が始まってからでは遅い。

 

例えば、アパート経営の相続継承を考えます。

相続が始まって、多額の修繕を必要とする、空室が多い、管理が杜撰であると気づいては遅いのです。

 

長男に「アパート管理を任せる」と生前に決めておけば、何をしなければならないかを一緒に考えることができます。やるべき方針を計画することができます。

 

そして、一緒に考えるツールとして、生前贈与をするのか、遺言書をつくるのか、若しくは法人化をすすめるのか検討していくことが大切です。

 

今まで財産を守ってきた両親と今後その財産を受け継ぐ後継者が一緒になって考える。

それが、よりよい未来を相続するリスクヘッジだと思います。