相続税のタックス・ヘイブンを実現する。

そんな空想を考えてみました。

そうです。相続税をゼロにすることは可能か？ということです。

皆さんなら、どんな方法を考えます。

当たり前ですが、“現金等の財産を家に隠す“という回答はNGですよ。

これは、単なる脱税ですから。

(Thinking time)

生前にすべての財産を子供に贈与する。

贈与税が莫大にかかりますよね。

日本を捨てて、海外へ移住する。

そんな、勇気がありますか？

法人を設立して、すべての財産を法人に移転させる。

長期的に見ればありかも・・。

例えば、こんな方法はどうだろう

不動産と借入金を活用する。

すべての財産を現金に換える。

その現金、例えば10億を元に銀行から10億円を借りて、20億円の不動産を購入する。

この時、普通に考えれば20億円（不動産）－10億円（借金）＝10億円の純財産を所有している。と考えますようね。

だけど、相続税の評価はそのように考えません。

難しい理屈は省略します。（＊詳しく知りたい方は、ぜひセミナーにご参加を。）

つまり、この場合、20億円の財産の相続税評価額は9億円程度になります。

もう、お分かりですよね。

そうすると、９億円（不動産）－10億円（借金）＝－１億円

なんと、債務超過になってしまった！

債務超過であれば、相続税はかかりませんよね。

本来、時価10億円の財産があるのに、相続税はゼロ！

果たして、それを実行することは、正しい行為かどうか別として。

道義的に正しいかどうか別として。

少なくとも、大なり小なり、知識の有無によって、生前対策を実行するかしないかで、将来の手取り額は大きく変わります。

相続税がゼロになった時、皆さんはどんな世界を想像できます？